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誕生日366日で占える和の文様。ほーりーは実験派タイプだそうです。





 和のお守り文様366日

 藤依里子 著

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本書は一年、366日。誕生花や誕生石のように、
古くから伝わる文様をそれぞれの日に対応させながら、
誕生日文様として紹介した書籍
です。

例えば私の誕生日は4月6日。
この日は諌鼓鶏(かんこどり)文。
諌鼓という太鼓に鶏が止まった文様です。

諌鼓は古代中国の訴訟用の太鼓で、
この太鼓に鷄が止まるのは善政が行われている象徴とされています。
(ちなみに人がいない寂しい様子を表す閑古鳥とは別ものです)

そう言えば静岡浅間神社で社殿にこの諌鼓鶏が彫刻されていましたが、
お祭りの鉾や山車などでも題材に扱われるおめでたい文様ですね。

そしてこの生まれ人の性格は、
何事もやってみなくては気がすまない実験派タイプとのこと。
確かに何事も自分で確かめたくなる性分は、その通りかもしれません。

また、ついでに知り合いのお坊さんも勝手に一人見てみました。
フリースタイルな僧侶たち代表の池口龍法さん。

この方は9月7日が誕生日ですが、この日は楓文。

楓の葉を図案化した優雅な文様ですが、
そもそも楓は立身出世の縁起ものとして、
桃山時代から江戸時代にかけて武家に好まれてきたそうです。

そしてこの日に生まれた人は、冒険好きでチャレンジ精神が旺盛とのこと。
まさにお寺界に旋風を起こし続ける池口さんそのままですね。

こんな感じで全ての日が紹介されていますので、
昔から伝わる文様の勉強にはもちろん、友達との話題作りにも楽しめます。

それにしても日本には本当に多くの文様が伝わっているなと、
本書を読んで感じました。

武将の家紋やお寺、神社の紋など格式高いものも様々にありますが、
他にも気軽に呉服屋さんにお気に入りの図案を注文したりなど、
こうした絵柄は遊び心を取り入れながら受け継がれてきたようです。

現代のクリエイターの方が見ても楽しめるかも。
こうした文様がもっと日常で使われるようになっていったら、
ワクワクしますね。





 和のお守り文様366日

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