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エンディング産業展に樹木葬を出す会社が増えてきた

エンディング産業展

お寺に特化して樹木葬墓地を作っている霊園会社・アンカレッジの顧問を務めるほーりーです。

この会社の伊藤社長が先見の明のある方で、現在ぐいぐい成長しているエンディング産業展に、第一回目から3年連続ブース出展しています。

さらに今年は大阪でも初開催され(大阪会場は東京より、来場者の出足が鈍かったようでしたが)、ほーりーも東京・大阪含めて12日間(4回×3日間)皆勤賞となりました。

そして毎回アンカレッジブースに立つだけではなく、会場ではあちこち企業見学に出かけたり、知り合いのブースにお邪魔して意見交換しているのですが、今年に入ってこれまでとは明らかに異なる傾向が見えてきたので紹介します。

それは、樹木葬を押し出す会社が増えてきたということです。

エンディング産業展に樹木葬を出す会社が増えてきた

エンディング産業展と言えばメディアでは宇宙葬や美坊主コンテスト、ロボット導師など、絵として映える際立ったものが取り上げられやすい印象があります。ですがその裏で静かに起きている変化の方が、社会影響を考えるうえでは見逃せません。

会場で樹木葬を提案する会社が増えてきた気がする。この肌感覚は本当かなと思って、過去のエンディング産業展資料を引っ張り出して調べたら

2015年(東京) 3社
2016年(東京) 3社
2017年(東京) 5社
2017年(大阪) 5社

と、いう感じでした。

ついでにセミナー数では

2015年(東京) 1コマ
2016年(東京) 1コマ
2017年(東京) 2コマ
2017年(大阪) 2コマ

です。

あれ? 資料だけ見ると確かに増えてはいますが、激増とまでは言えないかな。

ちなみに調査方法は、企業紹介欄に「樹木葬」の紹介がある会社でカウントしています。もうちょっと詳しく書くと、ほーりーは過去のエンディング産業展公式資料をスキャンして保存しているので、OCRで文字を読み取って「樹木葬」で検索し、「樹木葬にも使える××です」などの付随提案は抜かして数えました(セミナー数も同じように検索して数えています)。

しかし会場を歩くと明らかに、樹木葬を押し出したブースが目に付くようになったんですよね。

なので、改めて会場で撮りためた写真も確認してみました。すると確かに樹木葬を扱う会社が増えています。

フジタ石材さんとか。

フジタ石材の樹木葬

阪神総商&ココ・プランニングさんとか。

阪神総商さんの樹木葬

こんな感じで樹木葬をでかでかと掲げたブースは、去年まではアンカレッジくらいしかなかった気がするぞ。

他にもメインテーマとまでは言えないものの、ヤシロさんのように樹木葬を大きく取り上げたブースもいくつかありました。

ヤシロさんの樹木葬

ちなみに上のフジタ石材さんやヤシロさんは、公式資料には「樹木葬」の文字が書かれていません。つまり上で集計した数値には表れていない、隠れ樹木葬(?)のブースも結構あったということですね。

うん。やはり樹木葬は増えています。

もちろん、アンカレッジの樹木葬も頑張っています

ということで出展構成が激しくなってきた樹木葬。もはやエンディング産業展では老舗格となってしまったアンカレッジにも、多くの方がお越しくださいましたよ。

アンカレッジブース

伊藤社長のセミナーには、開始前から長蛇の列。ブースの方にも当日直前まで問い合わせが来ていました。これは樹木葬への強烈な関心の高さがうかがえますね。

エンディング産業展・伊藤社長のセミナー行列

いろんな方がお越しくださり、ずっと立ちっぱなしで応対にあたるのでエンディング産業展は終わるといつもへとへとになるのですが、東京も大阪もみんなで駆け抜けていきました~。

お寺の応援団ドリームチームの集合写真

ということで、、、

上記の通り樹木葬は世間の注目度が増してきて、少しずつライバルも増えてきました。とは言えパイの奪い合いになるのはまだ先で、相乗効果で社会に浸透して樹木葬の認知度が上がりそうというのがほーりーの予想です。

その意味では見た目のハード面だけでなく、「お寺と人をつなぐ、お参りしやすいお墓」をコンセプトにお墓購入者の心情にまで踏み込んだアンカレッジがどのようなフェーズに入っていくか、引き続き追っかけていきたいところです。

アンカレッジの樹木葬の考え方

上の資料だと

(2)お寺の境内で行う
(6)お参りに来ないお墓を作らない
(8)供養を通じて布教を考える

といった辺りでしょうか。

ついでですが、お寺で様々な活動をしている人が集まった『お寺の応援団ドリームチーム』も復活しましたし。去年結成して今年の東京では集まれなかったけど、大阪ではブースも広く取れたので再結成しましたよ。

こちらもまた、お寺を様々な面から盛り上げていこうという取り組みです。

お寺の応援団ドリームチーム

なのでもしも樹木葬に興味を持たれているお寺の方がいたら、今は検討に入る絶好のタイミングと言えます。

以下のリンク先にはアンカレッジの樹木葬について内容をまとめていますので、よろしければご覧くださいませ。

駐車場3台分の土地で1億円以上の大ヒット。お寺の樹木葬を改めて紹介

また無料セミナーも東京・京都で行われていますので、もしもさらに詳細を聞いてみたい方がいたら、こちらにもぜひどうぞ。

ほーりーは5回もこのセミナーを聞いていますが、毎回樹木葬や永代供養墓を中心に機械式納骨堂や散骨、公共霊園に関する市場調査やアンケート結果が生々しく登場していて、毎回勉強になっています。

お寺の方なら参加可能ですし、聞いたからと言って無理に樹木葬導入を迫られることもないので、お墓について整理して考えたい方がいたらご参加くださ~い。

ご住職のための永代供養墓セミナー

アンカレッジ・伊藤照男社長

永代供養墓でお寺の未来を考える住職のための勉強会です。現在進行形で樹木葬墓に取り組み、挙がった成果を取り上げながら学ぶため、実践的な情報が満載です。

○セミナー内容

1.機械式納骨堂? 樹木葬墓? 散骨? 送骨納骨? データで見る最新のお墓事情
2.檀家離れの時代に寺院墓地は売れないのか? データで見る最新の消費者事情
3.いま売れている永代供養墓! 樹木葬墓の見学
4.永代供養墓でお寺はどう変わる? 先行したお寺の住職との懇談

ご参加いただいたお寺様には「とても面白い!」と好評。参加寺院6割から「うちのお寺にも提案がほしい」と無料提案のご依頼が寄せられる好評のセミナーです。

(無料提案は申込順になっておりますのでご了承ください)

日程   : 下記申込みフォームの参加希望日の欄を参照
会場   : 東京(道往寺)、京都(本昌寺)、札幌(TKP札幌)
参加費  : 無料
参加資格 : ご住職、副住職ほか寺院関係者

【会場地図】

それぞれの会場の地図・アクセス情報はこちら

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