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寺社コンが友人を誘わず、一人での参加を推奨する8つの理由

02.寺社コン
 

寺社コン風景

様々な街コンを見ると、参加条件に同性友人と二人で応募するというものが見受けられます。そのためか、寺社コンにも一人ですが参加できますか? という問い合わせを頂くことがあります。

寺社コンは一人参加大歓迎ですし、むしろ一人での参加を推奨しています。このため友人と一緒に参加する方がむしろ少数派です(友人と来てはいけないとまでは、していませんが)。

多くの街コンが、二人一組で募集しているのには理由があります。

○一人で応募するより、心理的なハードルが低い
○ニ対ニで会うことで、一対一より友達感覚で話せる
○友人を誘わなければならないため、口コミが広がりやすい

などなど。参加者に配慮したルールでもありますし、主催者に都合の良い縛りでもあります。

しかし寺社コンは、こうした条件は設けていません。その理由を以下に挙げておきます。

寺社コンが一人での参加を推奨する8つの理由

(1)趣味が共通しているので、一人参加でも打ちとけやすい

寺社コンが通常の街コンと一番大きく異なる点は、趣味を土台に話せる点です。このため初対面でも共感や仲間意識を持ちやすく、友人なしでも打ちとけやすい雰囲気があります。

そうであれば緊張をほぐすための友人は、それほど意味がなくなります。寺社コンでも知り合いと来たけど開始1時間くらいで、お互いに完全に離れて行動していたパターンは何度もありました。

話題が見つからなかったり、男女同士で無言になってしまった場合には、隣に友人がいると時間をつなげます。しかし趣味をテーマにした婚活では、そうした気まずい時間の隙間はあまり生まれません。

(2)一人で行動する方が、その場で知り合いを作りやすい

友人がいなくても緊張が解きほぐせる環境になってくると、一人でいる方が知り合いを作りやすくなります。

友人と一緒だと、どうしても二人で会話をしがちです。しかしそうなると周りが声をかけづらくなります。

また二人でいるとそれだけで安定してしまうので、自分から積極的に声をかける気持ちが薄れます。一人で黙っている居心地悪さが、コミュニケーションの原動力になるわけです。

(3)ほーりーが友人の役割を果たしてしまう

一人でいる方が周りと話しやすくなると言っても、内気な人にとっては積極的に周りに声をかける友人がいると心強いものです。

友人が挨拶して、会話するための突破口を切り開いてくれれば、自分もそれに便乗しやすくなる。こんな言い方をすると身も蓋もありませんが、苦手な人にとっては大切なことでしょう。

しかし寺社コンでは主催者のほーりーが、常にあちらこちらと人を見ています。そして一人でいる人を見つけると、だいたい会話している集団の中に混ぜてしまいます(特にお店に入った後の懇親会は、常にそれを続けています)。

集団に混ぜても混ぜても自分で話さず、距離を取る(徹底的に人任せな)タイプの場合はときどき諦めることがありますが、たいていの方はそれですんなり会話に加わることができています。

(4)寺社好きは共通の趣味の人が少ないのに、二人限定だと参加しづらい

寺社コンを作った理由の一つに、寺社好きは趣味が一緒の知り合いがいない人が多いため、寺社好き同士で集まれる場を作りたいというものがありました。

ですので友人と参加するという縛りを作るのは、本末転倒とも言えます。

そしてこうした周りに共感されづらい趣味であることも、寺社コンの結婚確率を上げている一つの要因です。映画やカラオケ、テニスなど、広く市民権を得ている趣味であったなら、「やっと理解者に会えた」「ここではカミングアウトしても良いんだ」という空気を作ることはできません。

そうした魂レベルの仲間に出会える場作りには、やはり一人参加が重要と考えています。

(5)寺社好き&出会いに真剣な人の密度を高めたい

これは上の(4)とも関連しますが、友人と一緒の参加だと、付き合いで来る方が出てきます。

「寺社はそこまで興味ないけど、○○ちゃんに誘われたから」とか、「出会いはそんなに求めてないけど、一緒に行こうと言われたから」など、寺社コンのテーマから外れた人が入り込みやすくなるわけです。

そしてこうした方の存在は極端な話をすれば、合コンで人数合わせのために呼ばれた彼氏・彼女のいる人が、周りの空気を一気に冷ましてしまうのと同じです。

このため寺社コンでは、「友人と一緒に×名で参加をお願いします」という申し出はお断りしています。それは一人ひとり自分の意志で申し込みボタンをクリックして頂くことが、(たとえ、ほーりーの手間が増えても)場の空気を保つためにはとても大切なことと考えているからです。

(6)男女の人数を合わせやすい

友人同士で参加希望される方の中には、片方が都合悪くなって来られなくなると、もう一人も一緒にキャンセルされることがあります。

これは男女人数を合わせることを目標にしている寺社コンにとって、地味に痛手です。友人同士で参加される方は、当たり前と言えば当たり前ですがほぼ同性同士です(一回だけ、お互いに付き合うつもりのない男女で来たというパターンはありましたが)。

一人抜けても人数差ができるのに、二人抜けたらさらに男女バランスが崩れます。もしも友人と一緒に参加希望される方がいたら、友人が来られなくなったという理由でのキャンセルはお控え頂けたらありがたいです。

(7)素の自分を出しやすい

自分は無口だと思っていたので、こんなにしゃべる人間だとは知らなかった。寺社コンに参加して、そう感想を述べられた女性がいました。

聞くと、普段は好きな仏像について誰もわかってくれないが、ここではみんなが興味を持ってくれるので、気づいたらたくさん話していたとのことです。

また、「ひとつひとつの単語を説明しなくても通じる」と、驚かれていた方がいました。寺社コンでは、こうした言葉を聞く機会が多くあります。

しかしもし、職場の知り合いが横にいたらどうなるか。その方の目を気にして、普段とは違う自分を出しにくくなるかもしれません。

余談ですが男性は僧侶オンリーの特別版寺社コンで、先輩が隣に座っていた時は静かにしていたお坊さんが、席替えしたとたんに急に生き生きしだしたこともあります。

自分を知っている人が誰もいない。それは普段から抑圧されている人ほど、素の自分を出すには大切な要素です。

(8)一人で行動できる人の集まりには意味がある

どれだけ友人の協力を得ようと、恋愛で最終的に動くのは自分です。このため一人で行動できる人が多い集まりには意味があります。

寺社コンでもサイトに毎回掲載される企画情報を、長い方だと2年くらいチェックし続けた末に、ようやく申し込みボタンを押して参加したという方がいました。

この話を本人から聞いたとき、その裏ではきっと申し込むことができずにずっとチェックし続けている方もいるだろうと思いました。

自分で動くということは、そのくらい勇気がいることです。しかし一人でイベントに参加することなんて、恋愛や婚活にとってはまだまだ入り口です。

そのあとには自分で誰が良いかを選び、連絡先を交換して、デートに誘って、告白して、プロポーズしてと、いろんなハードルが待っています。その一つ一つを円滑に進めるためにも、やはり自分の意志で動ける人でないと話は進みません。

恋愛や結婚は、最終的に一対一の関係です。最初から自分で行動することは、ある意味で腹をくくる儀式でもあります。

ということで、、、

プロ旅人のほーりーは、人を見るときに「一人旅ができる人」「グループ旅行ができる人」「両方ともできる人」の3つで区分することがあります。

恋愛において強いのは、この「両方ともできる人」です。一人で行動しながら、周りともコミュニケーションが取れる。そしてまた大勢から抜け出して、特定の相手にアプローチがかけられる。

もう少しわかりやすく言えば、自分の意志で行動する時と周りと同調する時を交互にシフトできる人です。それがないと、恋愛はなかなか進みません。

友人との参加が一概に悪いとは言いませんが、やはりそれは本人の自主性があった上でのことだと考えています。

寺社コンはこのような考えから、一人参加を推奨しています。

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