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婚活中のお坊さんが5人集まるなら、僧侶婚活開催します

02.寺社コン
 

先日、久しぶりに男性は僧侶限定、女性はお坊さんと出会いたい方の婚活イベントを開催しました。

これまで寺社コンの特別バージョンとして、東京・京都・名古屋でそれぞれ開催し、結婚してお子さんが誕生したカップルも出ているのですが、婚活中のお坊さんを募るのに苦戦するため定期開催には至っておりません。

そして女性からのリクエストだけは増えているため、ほーりーの焦りも増していく日々です。

ということで、今回は浄土宗近畿地方教化センターさんとコラボすることができたので、ようやくお坊さん婚活開催できました~。

第一回寺コン開催!

この企画は浄土宗近畿地方教化センターさん主催のため、お坊さんも浄土宗の方限定です。そしてほーりーは企画への全面協力&当日のコーディネーター役という形で参加させて頂きました。

お坊さん婚活はまだまだ回数少ないですが、寺社コン自体は10年に渡って300回ほど実施済み。そして(ある程度の推測含みますが)400人以上の方が結婚され、ほーりーもここで出会った相手と結ばれました。さらにカップル誕生率を高めるに恋愛の心理学や統計研究にいそしむなど、自分自身もどこに向かっているんだか分からん状態です。

そんなわけで溜めに溜めまくったノウハウを惜しげもなく投下し、今回は企画を一緒に練り上げていきましたよ。

会場となったのは、兵庫県西宮市にある西蓮寺さん

西蓮寺

まずはお坊さん&お寺の姿を見て頂くべく、全員で法要を行います。浄土宗でいつも出てくる同称十念のリズムくらいは、女性の皆さまも覚えられたでしょうか。

寺コンの法要

そして浦上センター長からの法話では、ご縁は自分でつかみ取れという話が語られました。婚活に向けて主催者側からの意気込みとエールが伝わってきますね。

寺コンの法要

さらにみんなで木魚を叩いてお念仏をお称えしたり、阿弥陀様を写仏して願い事を書き込んだり。お寺の中や普段は見られない厨房までも、ご住職の解説付きで見学させて頂きましたよ。

お寺の生活を知るディスカッション

お寺体験が終わると、いよいよほーりーの出番がやってきました。女性陣はほとんどの方が、宗派の違いやお寺の生活など分からず、全く未知の世界です(お寺生まれの方も2人いましたが)。

また僧侶の皆様にとっても、女性がどんな期待を持ってお坊さんとの婚活イベントに参加したのかは確認しておきたいポイントでしょう。

なのでお互いの理解を深めるために、『お寺の生活を知るディスカッション』を行いました。通称、恐怖の質問ノック。

寺コンのディスカッション

まずは導入から。お坊さんにはちょいと不慣れなことを承知で、密教や禅宗、法華経などの教えと比べて、浄土宗はどのような特徴があるかという観点で質問を振ってみました。

いや。ストレートに「浄土宗の教えとはどのようなものか?」なんて聞いたりしたら、きっと熱く語ってくださること間違いなしです。ただそうすると、女性の皆様は多くの方が置いてけぼりになります。

最初は「南無阿弥陀仏」と「南無妙法蓮華経」はどう違うのかとか、浄土宗では坐禅はしないのかなど、そんな話題の方がイメージが浮かびますし、僧侶チームも女性のお寺理解度がつかみやすくなります。

そしてそこからお寺に入るとどんな毎日が待っているかや、個別のお寺の住職と大寺院に所属して働く方の仕事の違い、お寺の奥さんが受け持つ役割などもざっくばらんに語って頂きました。

○お坊さんは毎朝何時に起きているか
○タイムスタンプを押すお坊さんがいる
○土日が忙しいお坊さんとデートする方法
○お寺に嫁ぐと、旅行に行けなくなるのか
○お子さんにお寺を継がせることをどう思うか

などなど、女性にとってはワンダーランドの連続だったかもしれません。

ですがほーりーの意見としては、お坊さんとの結婚は、普通のサラリーマンより一つ多くのハードルがあります。相手を個人的に好きになることはもちろん、周りの環境や人間関係、さらには仏教という精神に根差したものまで好きになって(あるいは受け入れて)いかないと、きっとどこかで破綻します。

ちょうど、お正月にもこんな相談を受けたことですし。

住職の奥さんがお寺の仕事をしたがらないという相談に答えた話

またお坊さんからも、どんな女性にお寺に来てほしいか、こんな人はお寺に向いているということを、これまた率直に語って頂きました。

まあ、これに関しては、圧倒的に多い意見は「コミュニケーション能力のある人」でしたが。仏事作法やお寺の慣習は、後からいくらでも学べます。ただ人付き合いが苦手だとお寺に馴染みにくいのではという意見を、大半の方が述べられていました。

さらーに、今回は寺庭婦人さんが二人も登場! これはもう、本当にいい話でした。

お寺の生活や子育てのエピソード、仏様にお仕えする気持ちなど、男性のお坊さんとは違った視点で語って頂けたことは、参加された女性にも響いたと思います。

大変な部分もあるけど、幸せな生き方でもある。できれば前向きに考えてほしいという言葉は、女性の皆さまがそれぞれお坊さんとのお付き合いや結婚に直面する時(まで、行ったなら)、ぜひ思い出して頂けないかと願ってしまいましたよ。

ということで、、、

寺コンの懇親会

ディスカッションが終わった後は、会場を移して懇親会です。第一部がお寺やお坊さんを知る場所だとすれば、ここからは個人個人の人柄を見る時間。

ここでもほーりーはあちこち動いて、話題を振りまくっていくわけですが。私の経験上、半分くらいの方は放っておくと世間話&プライベートな話題も表面的な部分だけで終わるので、みんなが自己開示できるようなネタを出していきます。

逆に言えば一度自己開示してしまえば、後は放っておいてもそれぞれ深い話ができやすくなるわけです。ワインのように、熟成を待つばかり。

そんなこんなで、一つの宗派限定ということでいつもより難しさを感じた点はありましたが、最後はそれぞれ会話も弾んでいたので、一緒に企画した浄土宗近畿地方教化センターのお坊さん共々、胸をなで下ろすことができました。

西蓮寺のご住職なんて男女で連絡先交換している姿を見て、ものすごく感激されていましたし。あとはここから素敵なカップルが誕生することを、お祈りするばかりです。

もしもお付き合いが始まったり、結婚されたりした場合には、ぜひ私や教化センターの方までご報告くださいませ。

で、さらにここまで来て本題というか言いたいことですが、お坊さん婚活は男性僧侶を集めることに苦労しているため、もしも身近で5人くらい参加したい方がいれば、お声がけ頂ければ企画大歓迎です。

その5人を核に他の方にも声をかけていけば、私がゼロからお坊さんに声かけするより、開催できる可能性が高まりますので。

ただしその場合には「うちの息子をなんとかしてほしい」「後輩に彼女いない人がたくさんいるんだけど」と言ったものではなく、出会いを探している本人からの言葉でお願いいたします。

あとは今回の様に組織的に動いて、広くお坊さんに声をかけて頂ける方などでしたら、ほーりーもお坊さんに興味ある女性募集はめちゃくちゃ頑張りますよ。

関東・関西であればすぐにでも開催できますし、その他の地域でも相談可能で~す。開催の形式もいろいろありますが、参加者から会費を頂く形にできるなら、ご負担もそれほどかからないと思います。

婚活中のお坊さんを募れそうという方がいましたら、ぜひ以下のフォームからご連絡くださいませ。

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